月: 2011年5月

「whipped ass」は「Kink.com」が運営するサイトで、ミストレス（女王様）が女性を束縛してお尻を中心に痛みと陵辱を与えるアナル系のBDSM系サイトです。2001年7月21日に最初の作品を公開してから2020年頃までは定期的に新作を追加していましたが、それ以降は長期間にわたって更新が止まったり、一定期間だけ2週間に1本ずつ新作を追加したりと更新の頻度が不安定になっています。サイト名を翻訳するとお尻を鞭打つという意味ですが、全体としてお尻を鞭打つシーンはわずかな時間だけで、それ以外では乳首や敏感な部分をニップルピンチで挟んだり、電流棒を当てたり、棒や巨大なバイブを膣に挿入したりと鞭打つシーン以外が大半を占め、Kink.comグループの他のレズビアン系BDSMサイトとあまり大きな違いはありません。

モデル一覧ページには「Kink.com」ネットワーク全体のモデルが表示されて「whipped ass」に出演しているモデルだけに絞り込むことはできませんが、作品を見渡した感じでは約8割が白人女性、残りの約2割がラテン系、アジア系、黒人女性などです。20代半ばから30代前半ぐらいまでのお姉さん系モデルや熟女モデルが多いため全体としては年齢層が高い印象ですが、近年は有名なTeen系のモデルも増えていて年齢層が低くなってきています。尚、ミストレス（女王様）役に関してはは大柄な女性や熟女モデルが演じることが多く、基本的に美人な女優や若い女優が責める側に回ることはありません。

本編は3部に分かれるケースが多く、第1部は女性を軽く束縛した状態でミストレスがキスや手マンと鞭打ちや平手打ちなどを繰り返します。第2部は女性が身動きを取れないようにロープや拘束器具で雁字搦めに束縛し、ミストレスが自分の膣や脚を舐めさせる凌辱プレイや鞭や平手打ち、ニップルクリップを乳首に挟んで乳首に痛みを与えるSMプレイ、バイブや電マで快楽を与えるプレイなどが交互に繰り返されます。第3部は挿入プレイが中心で、ミストレスがペニバンを装着して登場し膣内とアナルへの挿入プレイが行われ、挿入中は電マを持ってクリストリスを刺激したり、空いている方の穴に玩具を挿入したりします。

第3部が終わるとミストレスと責められた女性が一緒に再度インタビューを受けて作品が終了します。基本的にミストレスを演じるモデルと責められる側のモデルによる1対1のプレイが中心になりますが、複数のミストレスや複数の責められる側のモデルが出演する作品も5本に1本程度あり、2人以上のミストレスが出演する作品では2人女性がペニバンを装着した上で膣とアナルへの同時挿入プレイも行われます。

「Wired pussy」はロープや手錠で束縛された女性がミストレス（女王様）によって電流を流す器具や鞭などで陵辱されるBDSM系のサイトになります。「Kink.com」が運営するサイトで、2002年7月18日に最初の作品を公開してから更新を継続していましたが、2012年2月に作品内容の似た「Electro Sluts」を開設してからは更新が途絶えがちになって最終的に2016年1月1日の作品を最後に更新が止まっています。全てミストレスが女性を責めるBDSM系のレズビアン形式で、電力による刺激と手マンやバイブなどによる快楽を与え続けられ、怯えと苦悶、恍惚とで責められる女性の表情が目まぐるしく変わります。

アメリカ出身のモデルが大半で、白人が9割、アジア系やラテン系などが残りの約1割で、20代前半～20代後半ぐらいまでの若い女優が中心です。全体的に大人びたお姉さん系のモデルが多く、BDSM系サイトには似つかわしくない美女もいますが、大半の作品が2012年以前に制作されたもので現役の女優はほとんど残ってはいません。全体的にモデルの容姿レベルは悪くないとは思うのですが、Wired Pussy専門のモデル一覧ページがないため、作品一覧ページのサムネイル画像からモデルの容姿を把握しなくてはならず、大抵がプレイ中の苦悶の表情を撮影したサムネイル画像を使用しているためモデルの容姿を把握するのが難しいのが難点です。

最初にモデルへのインタビューを行ってから「Wired pussy」のオープニングが流れてプレイシーンに移行します。プレイは基本的にレズビアンで、ミストレス（女王様）が束縛された身動き取れない女性に対して様々な器具を使用して電流を流しながら、電マや手マン、クンニなどで快楽を与えます。使用する器具として先端に電流が流れる電流棒、体に貼り付けることができる電流パッチ、乳首や敏感な部分を洗濯ばさみのように挟んで電流を流すクリップ、膣や肛門に挿入して電流を流す電流バイブなどがあり、特に電流が流れるバイブは強烈な刺激があるようで、バイブを膣やアナルに挿入されて恍惚とした表情になっているとバイブに電流を流した瞬間に悲鳴を上げて悶えます。またミストレスがペニバンを装着して女性に挿入するシーンや、女性の髪を鷲掴みにして無理矢理クンニをさせながら背中に電流棒を当てるシーンなどもあって見応え十分です。プレイシーンが終わると再度モデルへのインタビューを行って作品が終了します。