Kink Network

「Divine Bitches」は「Kink.com」が運営するサイトで、ミストレス（女王様）がロープや手錠で束縛した男性を陵辱する内容の作品を公開しています。「Divine Bitches」は訳すると神聖な娼婦たちという意味で、初期の作品は儀式めいた雰囲気の中、女王様に対して男性が完全服従している様子で、女王様の質問に対して返事の最後に必ずミストレスという敬称を付けて質問に答えましたが、比較的新しい作品は儀式めいた雰囲気や完全服従の姿勢はなくなって以前のような重々しい雰囲気は若干減っています。ただプレイ内容は以前と変わらず男性の尊厳を踏みにじるような感じで、女王様が散々に身動きが取れない屈強な男性を弄んだ後にペニバンを装着して男性たちのアナルに挿入します。2009年9月16日に最初の作品を公開してから更新を継続していて、コロナの影響で2020年2月から2022年5月まで更新が止まりましたが、現在は約1週間に1本の間隔で新作を追加しています。

出演モデルはアメリカ出身の白人がほとんどで、30歳前後の大柄な女性や太った女性など体型的に男性に負けないようなタイプが多く、良くも悪くも女王様が良く似合う女性ばかりです。ただあまり女優に対して美しさや可愛さを求めることはできず、モデルの容姿を楽しむというよりも女王様による激しい責めを楽しむスタイルのサイトで、痩せたそこそこ美人な女性よりも大柄な女性が女王様を演じる作品の方がリアリティーがあって見応えがあります。

最初に出演者に対してインタビューが行われてから本編に移行するスタイルのサイトで、本編では男性が縛られている状態からプレイが始まります。プレイ内容は束縛した男性に対するミストレスによる陵辱プレイで、ミストレスの質問に男性が答える度にビンタや鞭打ちをして痛みを与えながら、男性のペニスにバンドを巻いてわざと快楽を与えたり、手コキで射精する寸前に何回も止めて焦らしてみたりして凌辱の限りを尽くし、最終的にミストレスがペニバンを装着して男性のアナルに挿入してとことん男性の尊厳をとことんまで奪います。基本的に男性に痛みを与えるよりも陵辱を与えるプレイの方に重点を置いる感じですが、作品によってはむち打ちで痛めつけたり、尿道にペニスグラスを突っ込んだり、乳首をニップルピンチで挟んだりと痛みを与えるシーンも珍しくありません。プレイ中は男性の尊厳をことごとく否定しますが、プレイの最後は凌辱に耐えたご褒美とばかりにミストレスが男性を射精に導いて作品が終了します。

「Men In Pain」は「Kink.com」が運営するフェムドム（女王様）系のサイトで、女王様がロープで束縛して身動きが取れない男性に対して痛みと凌辱を与える内容の作品を公開しています。2003年3月に開設してから更新を継続していましたが、同じ「Kink.com」が2009年に開設した「Divine Bitches」という女王様系のサイトと内容が重複していることもあって2013年8月から一旦更新が止まり、2022年5月から更新を再開しましたが、同年7月から再度更新が途絶えています。2022年に追加された作品は画質がしっかりとしていますが、それ以外の作品は2013年以前に制作されたもののため画質があまり良くありません。

出演モデルはアメリカ出身が多く、20代前半～30代半ばぐらいまで幅広い年齢層の女性が出演していますが、全体的に20代後半～30代半ばぐらいの層が多い傾向があります。後継サイトの「Divine Bitches」では女王様役がよく似合う長身な女優や大柄な女優が多いのに対して、「Men In Pain」では女王様を職業としているようなプロっぽい女性は少なく、華奢な女優や小柄な女優など一般的なポルノ女優が大半を占めます。

「Men In Pain」の作品内容は、まず最初に女王様を演じるモデルと責められる男優二人のインタビューが5分程度のインタビューが行われてからプレイに移行します。プレイ内容は大まかに凌辱と痛み、快楽の3つのコースがあり、ロープで束縛した男性に犬のポーズをさせて膣や脚を舐めさせたり、ペニバンを装着して男性のアナルに挿入して凌辱しながら、鞭で打ったり、ペニスに洗濯バサミを挟んだりして痛みを与え、最後はフェラチオや膣内挿入で快楽を与えます。特にペニバンを装着したアナル挿入シーンは圧巻で、屈強な男性を四つん這いにさせて細身の女王様が後ろから一生懸命に腰を振る姿は異様ながら非常に見応えがあります。またプレイ中は常に女王様が男性を罵倒し続け、犬の真似をさせたり、ペニバンの玩具の部分をフェラチオさせたりと、男性の尊厳を打ちのめすようなシーンも少なくありません。

「Public Disgrace」は「Kink.com」が運営するサイトで、20人ほどのギャラリーの面前でBDSMプレイを行う作品を公開しています。2008年8月29日に最初の作品を公開してから毎週1本の新作を追加していましたが、2016年11月頃から2週間に1本の間隔に減り、最終的に2019年1月の作品を最後に更新が止まっています。

初期の作品は裸の女性の両手を縄で縛り、猿轡や首輪を付けて公園やカフェ、路上などを歩かせるパフォーマンスがあり、そのまま建物の陰や公園の隅などに移ってフェラチオやBDSMプレイ、乱交プレイを行うスタイルでしたが、比較的新しい作品に関してはランジェリーを着た状態で猿轡や首を付けて歩くパフォーマンスを行ってから野外ではなく、バーやクラブ、Kink.comのスタジオに移って屋内でプレイを行います。おそらく規制が入ったため初期の頃のように街中を全裸で歩くパフォーマンスができなくなったものと考えられます。

「Public Disgrace」はKink.comの会員ページを使用するスタイルのサイトのためモデル一覧ページは「Kink.com」の全モデルを表示することはできますが、「Public Disgrace」に出演しているモデルだけに絞り込むことはできません。ただ作品数や1本あたりの出演人数から考えると累計で500人以上は出演しているようです。ほとんどがアメリカ出身の女性で、白人が約8割、残りの約2割がラテン系、アジア系、黒人女性で、モデルのプロフィールページに年齢の記載はありませんが、作品を見た感じでは24歳前後～30歳ぐらいまでの女性が多いようです。

人気のポルノ女優や極端に美しい女性が出演している訳ではありませんが、逆に極端に容姿レベルの低いモデルの出演もほとんどなく、全体的にモデルのレベルは良くも悪くもなくと言った感じです。ただ「Public Disgrace」専門のモデル一覧ページがない点と、プレイ中に撮影したサムネイル画像からモデルの容姿を把握し辛い点が煩わしく、作品ごとにストリーミング動画を再生してモデルの容姿を把握していかなくてはなりません。

「Public Disgrace」の作品内容は最初にモデルへのインタビューがあり、その後、野外で女性がヌードになったり猿轡を付けて街中を歩いたりするパフォーマンスを行って場所を移動してからプレイシーンへと移行します。プレイシーンでは10人～20人程度の男女が集まった部屋で女性をロープや手錠などで束縛した状態で3～4人の男女が女性を辱めるスタイルで、その他はギャラリーとして見守るだけですが、女性のお尻や太ももを真っ赤になるまで手の平で叩くシーンや、鞭を使ったり、洗濯バサミで敏感な部位を挟んだり電気棒を使ったりするシーンなどがあって過激です。BDSMプレイが終わると、フェラチオシーンに移行し、1人～2人の男性が挿入プレイを行ってから射精をしてプレイが終わり、その後に再度、モデルのインタビューが行われて作品が終了します。